■ 世の中には突然なくなる仕事がある
某大手ゲーム開発会社では、頂点カラーを焼き付けるプロフェッショナルが居た。看板タイトルはその人がやる。凄まじく上手い。見栄えがいい。
しかし、今は、そういうのはソフトウェアで自動的に焼き付けたり、そもそも使わなかったりする。
これは、たとえ話だが。
世の中にはいきなり、とつぜん、そうやって、今まであった仕事がなくなったりする。
「ドット絵でいいアニメーションを描いてた人は、3Dの時代になってもモーションを作るのが上手かった」みたいな事例もあるので、本当にすごい人であればその時点で一番いい絵を作る手段としてたまたまそうしていただけで、有効な技法が変わればそれに合わせてやり方を変えてくるんじゃないかとは思う。
とはいえ、必要な技術は時間の経過とともに変わってくるので、頑にアセンブラに固執していたプログラマがCが必要な時代になって困った、みたいなことが起こらないように気をつけていかないと。