■ やよいがMZ-700エミュレータで私はアイドル
グラフィック機能すら持ってない昔のPCで60fps動画再生。ものすごいオーバーテクノロジー。
■ MZ-700に不可能はない、とか。
25年以上前のコンピュータに、16MBという「ありえない大容量のメモリ」を未来技術で拡張したとはいえ、その拡張方法はあくまで当時のものである。
ただ、じゃあ当時この速度で動画が再生される可能性があったかというと、それは「なかった」と断言できる。
誰も20フレーム/秒とかそれ以上の動画をマイコンで再生できるなどと考えもしなかったから。
コンピュータの上でなめらかに動画再生ができるのが当然の世界に我々は生きている。だから、その常識をもって、過去のコンピュータでその性能をたたき出す可能性を模索できる。つまり、その「常識」が形成されるはるか前においては大容量メモリが技術的に難しいとか、当時のメモリ価格ではありえないコストパフォーマンスになるからとか、そんなチャチな話ではなく。そもそもイメージすることすらない領域だったはずだ。
だからといって、本来たどりつけちゃおかしい領域なのも事実なんだが(苦笑)
動画の再生技術だけでなく、「60fps・3Dのカメラワーク付きでなめらかに動くアニメーション」なんて作れない、想像もできないような時代のパソコンでこんな動画が再生できてしまう、っていうのはほんとに面白い。
20年後のコンピューターではいまは想像すらできないような、どんな新しいことができるようになっているのか、とても楽しみ。