2007-01-27

[][]世界樹の迷宮 世界樹の迷宮 - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 世界樹の迷宮 - Nao_uの日記 世界樹の迷宮 - Nao_uの日記 のブックマークコメント

インターフェースに少し不満はあるものの、システムやゲームバランスは評判どおりよく練られていて、とても面白い。

自分は名前をつけるのが苦手で、こういったキャラメイクができるRPGを遊ぶときにはいつも悩む事になる。

最近携帯版のWiz1を遊んだときには、命名に困って「あ」「い」「う」「え」「お」「き」(「か」はキャラメイク時に操作ミスして欠番)という思い入れの欠片もないような無機質な6人パーティでワードナを倒してたりする。

今回はちょうどよくWiz風な設定の小説「薔薇のマリア」を読みかけているので、そちらから拝借。クラン名の設定まであるのがありがたい。おかげで命名に悩むことはなかったし、サフィニア以外はそれなりにイメージの近い立ち絵も用意されていた。ただ、『世界樹の迷宮』のパーティは5人編成なので、残念ながらピンパーネルは一人でお留守番。

とりあえず最初のボスを倒して第2階層に到達するところまで進めた。第1階層の終盤になってレベルも上がってだいぶ余裕ができてきたかなと思っていたら第2階層突入で難度がリセットされて、また油断するとあっさり死ねる緊張感が維持されているのがいい感じ。

それにしても手書きマッピングはやっぱり楽しい。普段の仕事ではコンピュータにでもできることを見つけると、「そんなのはわざわざ人間がやるような仕事ではない」を合言葉に自動化できる部分は徹底して自動化し、少しでも無駄を省いて人間の手を煩わせないようにと心がけているのに、このゲームを遊んでいると、明らかに非効率でしかないはずのマッピング作業をちまちまと進めていく過程が面白くてしょうがない。

最終的に出来上がる地図はオートマッピングで作られるものとほとんど変わらないし、開発者から見ても普通にオートマッピング機能搭載のゲームを作る方が労力的には楽だったはずだろう。開発者側・プレイヤー側共に、なんでわざわざ手間暇かけて非効率な作業を好んで行っているんだろう、と思うとなんだか可笑しい。

すべてを自動化することは簡単なのでわざわざ人間が手作業でやる必要なんて全くないはずなのに、1マスづつ地図を書き込んで埋めていく作業って、どうしてこんなに楽しいんだろう?