■ ピクサー展 
今日は神戸に「ピクサー展」を見に行ってきた。
ＣＧではなく、デザイン画や立体像の展示がメイン。いろいろ興味深くはあったものの、それほどすごいとは思わなかったのは普段似たようなデザイナーの人たちの仕事を見慣れているせいか。あんなふうに絵が描けたらきっと楽しいのだろうと思う。
会場は子供連れの家族が多く、小さな子供の素直な感想は聞いていて面白い。ピクサー作品はさまざまな世代の人に愛されてるんだなぁ、と実感。
展示物のなかでは、入り口近くで上映していた巨大スクリーンの映像と、会場出口前に置かれていたゾーエトロープが印象的だった。
ゾーエトロープとは、パラパラマンガのように少しづつ形を変えたたくさんの立体像をメリーゴーランドのように回転させ、毎秒18回点滅するフラッシュを当てて残像が残らない状態にすると、高速回転している像が静止してアニメーションしているように見える、という原理でアニメーションを再生する装置らしい。残像効果のないリアルタイムＣＧのゲーム中で、ヘリコプターのローターなどの回転が速すぎると止まって見えてしまうのと同じような現象か。
普段はＣＧ上で綺麗なブラーをいかにして出すのか、などと考えているのに、ゾーエトロープではわざわざ残像が残らないようにしてそのような効果を逆に利用しているのが面白い。目の前で立体物が動いているように見える光景がものめずらしくて、何度も見入ってしまった。
ピクサー展を見終わった後に、せっかく近くまできたので、三宮まで出てから元町高架下商店街の中古ゲーム屋に寄ってみた。この高架下の商店街はいつ来ても独特の雰囲気で、何もせずに見て回るだけでもなんとなく面白い。
- 元町高架下商店街(Wikipedia)
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E7%94%BA%E9%AB%98%E6%9E%B6%E4%B8%8B%E5%95%86%E5%BA%97%E8%A1%97
１軒目の店でパックランドを見つけたので購入。２件目に寄った店は残念ながらこの冬でゲーム関連の取り扱いを止めるらしく、在庫処分品として100本セットで5000円のゲームの詰め合わせが置いてあった。こういうタイミングで来たのも何かの縁かと思い、購入することに。
かなりの量なのでそのままでは持ち帰れそうになかったため、店の人に相談してみると、奥から古い鞄を取り出してきて綺麗に詰めなおしてくれた。鞄に入りきらない分は紙袋に入れて持ち帰りやすい状態にしてくれて、サービスでオマケまで付けてくれた。
NeoGeo・PC-Engine・バーチャルボーイなどのソフトを含む、まだ持っていなかったものが多数含まれていたので有難い。バーチャルコンソールやＰＳＰへのダウンロードが手軽にできるようになった分、これからはこういった商売は大変そう。
帰りに南京町で適当に夕食を取って、中国茶を購入してから帰宅。荷物が重い。PS3を持って帰ったときと同程度に重いので、たぶん合計すると少なくとも5kg以上はありそう。
